ヨルムンガンド 4話 感想
アバンには驚かされました。師匠とチナツ、この二人がどうしてコンビを組んでいるのか。その経緯はいっさい語られませんでしたが、お互い大きな矛盾を抱えていたはずです。なのに何故・・・。
これは想像ですけど、二人は銃の魅力に取り付かれていたのかもしれませんね。それは矛盾を孕んだ危うさみたいなものでしょうか。それを美しいと感じるがゆえに、自らも同じく大きな矛盾を受け入れたくなった・・・なんてね(笑)。
ところで前話と同じく、今回もココとヨナが語り合う場面がありました。ココはいろいろと話をしていますが、一貫性がなく矛盾したことを羅列していて、何となく自問自答しているかのようです。
彼女はまだ自分のしていることに確信を持てていないのかもしれません。冷徹な厳しさと優しさが同居するヨナと話すことで、その答えを導きだそうとしている気がします。
きっとチナツを仲間にしてもよいと言ったのも同じ理由なのでしょう。チナツが矛盾を同居させて生きていることを何となく感じ取っていたんじゃないかなあ。
今回のお話、師匠もチナツも狙撃され、鰾膠もなく死んでしまって終わります。結末はわかっているのに、彼らはなぜ殺し屋をやっていたんでしょう。彼らは自分でもよくわからなかったから尋ねていた。でも誰も答えてはくれなかった。それに答えたココ。彼女はいったい何を語ったのでしょうね。
次回も本当に楽しみです。