"MINI" って実に個性的な車です。愛らしいデザインでキビキビと走り回る車は世の中にたくさんあるけれど、"MINI" というキャラは強烈で他と明らかに一線を画する存在になってます。そんな車だからアニメでも大活躍してるんですよね。それをちょっと紹介したいと思うのです。
"MINI" でまず思い浮かぶのは『ルパン三世』の峰不二子でしょう。
これは、ルパン三世 1st シリーズの第23話「黄金の大勝負!」の一場面。この後の不二子の運転がハチャメチャで面白いです。でもここで注目すべきは音なんですよ。けっこう "MINI" っぽい音で走っているので、作り手のこだわりを感じます。
こちらはルパン三世の劇場版第1弾『ルパン VS 複製人間』から。この後、ルパンたちは執拗に追いかけられるんですが、 "MINI" が逃げる逃げる。そのアクロバティックな動きは "MINI" ならではの楽しさでした。
不二子ちゃんの次に思い浮かぶのは『シティハンター』の冴羽獠かなあ。実はこのアニメ、私は見たことがないんですけど、冴羽獠が "MINI" に乗っていることは知っていたので、こちらが真っ先に思い浮かぶという方も多いかもしれません。
これはネットで探してきた画像なんですけど感心しました。ハンドルの角度とか膝の曲がり具合とか、まさに "MINI" じゃないですか。うーん、かなりこだわって作ってるなあ。すばらしいです。
ちょっと古いアニメが続きましたね。比較的新しいところでは『GUNSLINGER GIRL』なんてどうでしょう。
これは、第11話「恋慕 - febbre alta - 」の一場面です。テレビ画面の右1/3くらいしか映っていなくても、すぐに "MINI" だとわかりますね。このときのガブリエリさん、魔法の手帳を片手に最高に鋭い女でした。
最後はこれ、『涼宮ハルヒの憂鬱』からです。
第14話「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」の最後のシーンです。駅前の道路を左から右にすーっと走っていく赤い車が "MINI" でした。ちょっとわかりにくいかなあ。拡大してみると・・・。
ほーら、ちゃんと "MINI" でしょう。えらく地味な登場だなって。ええ、そうなんですけど、こういう登場の仕方だったら、他のアニメにもホントにいっぱいあるんです、と言いたかったんですよ(笑)。