EVERY LITTLE THING

深夜アニメ、音楽、映画、コミックの感想など

TARI TARI 12話 感想

異議あり、白祭の中止の中止を提案します。」と切り出した来夏。当たり前のことだけど、まずはルールに則って反対意見をあげていこうとする姿勢に好感を持ちます。彼女たちは今までもこうやって真っ向勝負で壁を乗り越えてきたんですよね。

ちょっと稚拙ながらも申請書を教頭先生に提出しては許可をもらったり、ステージに上がるためにオーディションを受けたり。大きな風呂敷を広げすぎて失敗することもあったけど、正面突破で勝ち取ってきた小さな成功体験の積み重ねは、間違いなく彼女たちの成長の糧となってるなあ。

f:id:droberthing:20140505080010p:plain

しかし、今回の理事長の壁は難関です。来夏は熱弁をふるって、白祭中止は決定事項であるとして合唱部の提案を議題として取り上げようとしない生徒会長から多数決を引き出しましたが、結果は否決。「提案するだけなら」と一部の部長たちが合唱部の提案に賛成してくれたものの、声楽部をはじめとする各部長からは賛同を得られませんでした。

それならばと協力者を増やすべく動き出す来夏たち。これがまた、各人の持ち味が出てて面白い。一本釣りの来夏、愚直さで勝負する田中、ストレートに頼み込む紗羽。特に来夏は良い意味で人たらしの才能が開花しつつあるみたいです。上野さんはおろか、広畑さんも陥落しそうな雰囲気が漂ってきました。

そして、和奏の担当はまさかの教頭先生でしたね。偶然とはいえ、お墓参りは反則技かも(笑)。

f:id:droberthing:20140505080011p:plain

そして迎えた白祭前日、できることは全てやった5人でしたが、お天気まではままなりません。でもウィーンの「やまない雨はないよ!」っていう一言が力強いじゃないですか。

もう私だって、最終話にどんな結末が待っていようと受け入れる覚悟はできてます。さあ、ドンと来なさい(笑)。

以下、おまけ。

f:id:droberthing:20140505080012p:plain

私はこっちの姿の方が好きだったりします。

FX