悪魔のミノシロとかミノシロモドキと呼ばれている生き物は本当に実在した。そして、その生き物は言葉を発信してきて、自らを国立国会図書館の筑波館だと名乗ったのでした。どうやら早季たちは、彼女たちに対して隠蔽されてきた事の一端に触れてしまったように思えます。
たぶん大人たちの一部は、こうした過去の歴史の存在を知っているのでしょう。そしてそれを不都合なものとして扱い、伝承などによって人目につかないようにしてきたのかもしれません。しかしまあ、早季の負けん気の強さはなかなかのものだったなあ(笑)。
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ナイトカヌーの光景は美しかったです。好意を寄せる男の子にそっと手を握られて、淡い恋心を満たされた早季の表情が素敵でした。でもこれは、きっと束の間の出来事になってしまうような気がしてなりません。
次回も楽しみです。