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中二病でも恋がしたい! 5話 感想

同好会解散の危機を乗り越えた六花ちゃん。苦手な数学から逃げまくっていた彼女でしたが、勇太が助けてくれたうえに正々堂々と正面突破もできたわけですから、うれしさ倍増でしょう。

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さらに勇太からプロトコル・コードをプレゼントしてもらって、恋する乙女の幸せオーラを眩いばかりに放出しちゃってます。これは可愛い!!

ところで、ちょっと話がそれますけど、真面目な話、何かを克服しようと思ったら、逃げずにいったん認めたくない自分を受け入れることが必要ですよね。このあたり、凸守ちゃんと丹生谷さんを見ていると面白いです。

冒頭での凸守ちゃん、苦手な牛乳の克服に挑戦してました。これって背が低い自分を受け入れた上でこれからの自分を変えようとしていた行動なわけで、極めて筋の通ったアプローチであると言えます。

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一方の丹生谷さん、中二病であった過去の自分を抹殺して、中二病と対極にある新たな自分を目指しているみたいですが、あんまりうまくいってないようですね。

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それはそうでしょう。過去の自分があって今の自分があるわけなんで、過去の自分を置き去りにして、今の自分だけ変わろうなんて、そう簡単にはいくはずがありません。

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おそらく、丹生谷さんが過去の自分を受け入れないまま中二病の対極を目指して頑張ったとしても、過去の自分はいつまでもついてまわることになるんじゃないかな。過去の自分を蔑ろになんてできっこないんですから。

そんなことを考えていたら、丹生谷さんを苛立たせる凸守ちゃんの存在って、中二病だった過去の丹生谷さんの象徴なんじゃないかと思えてきました。「私のことを無視しないで」って言いながら、今の丹生谷さんを後ろから小突き回してるわけです。

丹生谷さんが、そんな彼女を受け入れることができたとき、新しい自分への道が開けるのかもしれません。

次回も楽しみです。

FX