一週間フレンズ。5話 感想
両腕パタパタの沙希ちゃん。なかなかの天然っぷりというか、細かいことにこだわらない性格の女の子みたいですね。そんな沙希ちゃんが藤宮さんの心の扉もパタパタと開けていったって感じのお話でした。
沙希ちゃんにかかると、藤宮さんの深刻な悩みも単なる「忘れん坊さん」になっちゃう。ずいぶんとお気楽な意見ではありますが、今の藤宮さんにとっては目からウロコだったみたいです。沙希ちゃんのマイペースさに戸惑いつつも、すっかり打ち解けた藤宮さんなのでした。
毎週月曜日に友だちの記憶がリセットされるというのは、正直なところ沙希ちゃんも半信半疑だったかもしれません。超絶見事な藤宮さんの忘れっぷりを目の当たりにして、沙希ちゃんの一言が印象的でした。
「すごーい。本当だあ、本当に忘れちゃったんだー。」
この事態に素直に感動する沙希ちゃん。いいなあ、彼女のよいところだなあ。自分のことをあれこれ考えちゃう人にはできないリアクションですよね。普段から忘れることが多い彼女だからこそ、過去にとらわれずに目の前で起きたことに感動できる。というか、これは彼女なりの処世術なんだろうなあ。
次回も本当に楽しみです。