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みつどもえ 増量中! 3話 感想

吉岡の恋愛妄想が大暴走で面白い。吉岡っておとなしい子だと思っていたんですよ。ところが前回の王様ゲームへの執着っぷりといい、今回の恋話を聞き出す際の遠慮のなさといい、すいぶん印象が変わりました(笑)。

でもこれって吉岡自身は変わってないのかも。たぶん1期の頃は、ひとはやみっちゃんとそんなに仲良しというほどでもなかったから、遠慮してたところがあったんでしょうね。最近では三つ子とチーム杉崎はそれぞれの家を行き来するくらいの友達同士だし、むしろ今の吉岡の方が素の姿なのかもしれません。

それにしても吉岡の恋話好きは半端じゃないですよね。昔の草次郎の写真を見つけた瞬間に恋愛脳発動、みっちゃんへ遠慮なしに迫る迫る。その勢いにみっちゃんもタジタジです。みっちゃんと草次郎との電話を聞いて、大興奮で宮下をバンバン叩く姿なんかは、もう清々しい領域に達していてこっちまで楽しくなっちゃいます。

でも周囲の人たちにとっては、恋愛脳発動したときの吉岡はある意味ウザイんでしょうね。何かと事態がややこしくなって被害が拡大していくし(笑)。それでも吉岡がオチでひどい目に遭うことがめったにないのは、やっぱり悪気のないストレートさのおかげでしょうか。

吉岡って1期の頃から思ったことをパッと口に出しちゃう子だったと思います。好きなことは好きって言っていたし、逆に何気にひとはに対して失礼なことを言ったりもしてたんですよ。それは場の空気を読まないからなんですが、そこに素直さがあって、ちょっとふたばに通じるところを感じるんです。例えば、今回の二人三脚のエピソードでの吉岡の一言が印象的でした。

「みっちゃんたちのパパ、真剣でちょっとかっこいいかも〜。」

パパは、ちぎれたシャツとパンツ一丁で二人三脚をやってるんです。どう考えたって変質者なパパの格好に目がいくところじゃないですか。でも吉岡はそんなことお構いなしで、ひとはと息ぴったりに走ってるパパの真剣さに目がいくんですよ。それが思ったままの気持ちだからちょっといいですよね。

ところで吉岡、研究発表の準備で丸井家を訪れたときにパパに会うつもりだったみたいです。よっぽどパパのことが印象深かったのかな。あまり考えてもしようがないところなんでしょうけど、そこまでされると何で?という気もしてきます。ここはもう少し吉岡の心の奥深さを想像してみるのも面白いかもしれませんね(笑)。

次回も本当に楽しみです。

FX