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進撃の巨人 2話 感想

何だかもの凄いことになってますね。1話でエレンのお母さんの命が奪われるのを見て、少なからず衝撃を受けたんですが、この2話ではなんと人口の2割に相当する25万人の避難民が巨人との戦闘に駆り出され、そのほとんどの人たちが命を落とした。そして、その犠牲により残された人々の食糧不足はわずかながらに改善されたと・・・。

きっと25万人の一人ひとりに、エレンのお母さんのような物語があったはずですよね。でも国民が生き残ることと一人ひとりが生き残ることは違うというわけです。国家は国民を守るけど、一人ひとりは守ってくれない。この点は現代と何ら変わりませんね。

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「大切なのは生き延びること。おばさんが言ってたとおり。」

ミカサの決意は固そうです。そして彼女はその言葉の意味をしっかりと理解しているようです。今の自分たちはか弱い存在。だから生き延びる。そのときが来るまで。彼女は今後もエレンの精神的な支えになりそう。エレンのお母さんは、本当に大切な言葉を残してくれたんだなあって思います。

今回のお話は、エレンたちが訓練兵団に入るまでを駆け足で描いたって感じでしょうか。この辺、もう少しゆっくりやってくれた方が好みだけど、仕方ないですよね。この先、あまり大味にならない展開を期待していますが、果たしてどうなっていくのかな。

次回も楽しみです。

FX