けいおん!! 18話 感想
律ちゃん=ジュリエット、澪=ロミオだなんて、なんとも絶妙な配役を選出したクラスの皆さんはよくわかってらっしゃる。もう、絵に描いたように配役決定の時からずっと楽しめます。
澪はやっぱり尻込みしちゃいますが、周囲のみんなは、別に意地悪じゃなくてそういう澪のことが好きと言うか、まあ見ていたいんでしょうね。
「秋山さんは秋山さんでまた・・・。」台本で顔を隠す澪の姿に見蕩れるクラスメートたちの顔は、まさにそんな感じですもん(笑)。
一方の律ちゃんはちょっと可哀想です。自分でもちょっと似合わない役だなって思っているところに、澪はともかく、梓と聡にまでそれを言われてしまって、さすがにムッとしています。
律ちゃんだって、表に出さないだけで女の子っぽさへの憧れだってあるはずなんです。周りからいじられてもグッと堪えて、前向きな一歩を踏み出そうとする律ちゃん。さらに澪のお尻も叩きながらですから、今回もかなり頑張っています。
で、こうなってくると1期のピンチ!みたいなシリアスお話も見てみたい気持ちが少し出てきてしまうなあ。例えば、ただいま絶好調な紬が少しだけ調子に乗り過ぎて、何も悪気はなかったのにいっぱいいっぱいな状態の律ちゃんを傷つけてしまう。
律ちゃんと紬の間にギクシャクした雰囲気が漂ったまま学園祭当日が迫る。どうなるロミオとジュリエット、どうなる学園祭ライブみたいな・・・。まあ、こんなお話に興味あるなんて人は、かーなり少ないんでしょうけどね(笑)。
次回も楽しみです。