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けいおん!! 19話 感想

くしゃみが出そうになるのを何とか堪えた唯でしたが、それを見てた私の方は見事に噴き出しました。唯ってば、面白すぎです(笑)。

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唯が頑張ってくれたおかげで?、律ジュリと澪ロミの練習の成果である迫真の演技も光り、みんなの協力で墓石のピンチも切り抜けることができて、3−2の劇は大成功。でも梓の心境は複雑だったようです。

これは最後の5人でのライブという強い思いがあるからなんですが、それ以外に梓の性格的な面が大きいと思ったりして・・・。

梓はキッチリ計画的に物事を進める子ですからねー。学園祭初日のバタバタとか準備のための徹夜なんかは、梓には考えられないのかも。純ちゃんみたいに「初日はこんなもんでしょ。」と軽く流したり、律ちゃんみたいに思いつきで「よーし、明日に向けて今日は泊まり込みで練習だー。」なんてできないタイプです。

だから部室で練習できる日とか、予定変更の情報を事前に知らせてもらえていたら、ここまで不安に思うこともなかったんでしょうに。まあ、唯や律ちゃんにそれを期待するのは無理で、澪くらいができそうですけど主役でテンパってたら今回は仕方ないところかも。

一時は軽音部の行き当たりばったりペースに身を沈めたかに見えた梓ですが、先輩たちとの接触度合いが薄まると、やっぱり基本的な性格がでてくるんですよね。それが微かに漂う不安を助長していて、修学旅行や夏休みなんかにも描写されてきたけど、今回はライブ直前だったこともあって、堪えられなかったんですね。

梓は、ポロっと真情を吐露しちゃいました。

ところが、ここから先輩たち4人の梓への対応が素晴らしかったですよね。まさに年季を感じさせるナイスコンビネーションでした。

最初の「ばかだなあ、梓は。」という律ちゃんの言葉には、梓に直接切り込んで気持ちを切り替えさせるニュアンスを感じますよね。私には、これが最も今の梓に必要なことかな思うのです。

でもそれだけじゃ、梓にはちょっと辛い。すかさず紬と澪が丁寧に気持ちを伝えて謝ります。そして唯がいつもの調子で梓になだれ込む。たたみかけるようにパッと雰囲気を変える律ちゃんからのお泊まり発言。いつもの掛け合いが始まって、徐々に梓に笑顔が戻ってくる。

この場面はホントいいなあ。このアニメには、こういったやりとりがあちこちに散りばめられていて好きなんですよねー。

ところで唐突ですけど気になっていたことがあって、今ひらめいちゃいました。おまけですけど、忘れないうちに書いときます。

梓を見ていて、ずっと誰かに似ていると思っていたんですけど、やっと思いつきました。梓って、漫画「キャプテン」出てくるイガラシのイメージとダブるんですけど、どうかな?。もし梓に夏の全国軽音大会なんていう目標を与えたら、マジで全国制覇を成し遂げてしまいそうに思ったりしています。キャプテン?、若い人は知らないでしょうか(笑)

もうひとつ。私にはED曲がどうも90年前後の曲っぽく聴こえてなりません。で、今思ったんだけど「ちわきまゆみ」に似てないかな。「あなたなくなる」とか「ピストル・ソング」っぽいような気もするけど、これも若い人は知らないかなあ(笑)・・・まあ気になるし、思い入れの強い記憶は当てにならないところもあるので、後で確認してみます。

次回はライブ回かな?。とても楽しみです。

FX